Splashtop Business Access Pro/Performance、Remote Support* は、 Wake-on-LAN (WoL) をご利用いただけます。 ただし、この機能をご利用いただくためには事前に設定が必要です。こちらの記事では、設定手順について説明します。
* Business Access Solo および Remote Support Basic には、リモートウェイクおよびリモートリブート機能が含まれていません。
WoLを正常に動作させるには、以下の4つの条件を全て満たしている必要があります。条件に満たない場合は正常に機能させることができません。以下の条件をご確認ください。
- コンピュータの BIOS がWoL をサポート しており、このオプションが有効になっていること
- Windows または Macの設定 が正しく設定されていること
- コンピュータはWiFi ではなくイーサネット で接続されていること
- スリープ/電源オフ状態のコンピュータと同じネットワーク上に、v3.0.8.3 以降のストリーマーが
インストールされているコンピュータが起動された状態でユーザーアカウントにログインしていること(chromebookは非推薦です)
現時点では、WoL機能を使用してMacコンピュータを電源オフ状態 から起動させることはできませんが、後述のようにスリープ状態から行うことは可能です。
(新機能) Windows 8 または 10 で、電源を切った状態から立ち上げられるようにするには、「高速起動機能をオンにする」を無効にする必要があります。
https://answers.microsoft.com/en-us/insider/forum/insider_wintp-insider_web/wake-on-lan-no-longer-works-after-updating-to/2c7ff657-e922-4fa2-abd1-59e126fc2ec1
I. ストリーマーの設定:
スリープモードまたは休止状態のときにコンピュータに接続するには、次の設定をご確認ください。
1.BIOS が Wake-on-LAN をサポートし、このオプションが有効になっていることを確認します。(この手順は PC のみに関係するもので、Mac ユーザーには関係ありません)。
2.コンピュータ設定でWake-on-LANを有効に設定してください。なお、PCメーカーによりBIOS の用語が異なる場合がありますのでご注意ください。例:「Wake on LAN」「Onboard LAN Boot ROM」など。
Windowsユーザーの場合:
- コンピュータが電源オフ状態 (休止状態) から起動する場合は、システム BIOS で Wake-on-LAN を有効にしてください。
- LAN ネットワークインタフェースアダプタを選択します。 ( 「コントロールパネル」 ⇒ 「デバイスマネージャ」 ⇒ 「ネットワークアダプタ」)。
Mac ユーザーの場合:
- 現在、「Wake-on-LAN」機能は、MacOS 12以降で制限されているためご利用できませんのでご注意ください。
- 「省エネルギー」の設定で、「ネットワークアクセスによるスリープ解除」オプションが選択されていることを確認します。
3. ネットワークケーブル (イーサネット) を使用して無線LANルータに接続する必要があります。
4. コンピュータがノートパソコン(NB、Mac Book Pro、Mac Book Air など) の場合は、電源ケーブル が電源に接続されていることを確認してください。ノートパソコンでバッテリー 電源のみを使用している場合は、WoLを行っても失敗する可能性があります。
II. Wake-on LAN を動作させるための手順:
コンピュータをスリープモードまたは休止状態からスリープ解除するために必要な手順:
1. Splashtop アプリまたは Web 管理コンソール (my.splashtop.com)をひらいてください。
2. コンピュータの電源を「オン」のままにして正常に接続してから、コンピュータをシャットダウンします (電源を切ります)。
3. 下図の例のように、起動するコンピュータが使用できない状態 (灰色のコンピュータアイコン) として表示されることを確認してください。
Web 管理コンソール:
Businessアプリ:
4. 上の図のように、「編集]」ボタン をタップすると「ウェイクアップ 」または 「コンピューターのスリープ解除 」ボタンが表示されます。
5. このボタンをタップすることで、PCがコンピューターを電源オフ、スリープ、 休止状態のいずれかから起動させようとします。Mac の場合、コンピューターを スリープ 状態から起動させます。
注:
- コンピュータがスリープ解除されていることを確認するために、「 このコンピュータのスリープ解除 」ボタンを 1 回だけではなく数回タップする必要がある場合があります。
- チェックツールを使用して 、設定が正しいことを確認することもできます。
III. Wake-on-LAN の使用タイミングと制限事項:
- コンピュータ ─ コンピュータが スリープ状態 、 休止 状態、または 電源オフ状態の場合、Splashtop 2/Personal/Businessでは、「Wake-on-LAN」機能を使用して「ログイン待ち」画面を起動表示させることができます。
タイプ | スリープ | 休止 | 電源オフ |
XP | v | N/A | v |
Vista | v | v | v |
Win7 | v | v | v |
Win8 | v | v | v* |
win10 | v | v | v* |
* Windows 8 または 10 では、電源を切った状態から立ち上げられるようにするには、「高速起動機能をオンにする」を無効にする必要があります。
https://answers.microsoft.com/en-us/insider/forum/insider_wintp-insider_web/wake-on-lan-no-longer-works-after-updating-to/2c7ff657-e922-4fa2-abd1-59e126fc2ec1
- Mac が スリープ 状態の場合、Splashtop 2/Personal/Businessは「ログイン待機中」画面でMacを起動させることができます(「Wake-on-LAN」機能を使用)。
現在、WoL機能を使用してMacコンピュータを電源オフ状態から起動することはできません。
タイプ | スリープ | ディスプレイのスリープ | 電源オフ |
OS X 10.6.x | v | v** | x |
OS X 10.7.0 | v* | v** | x |
OS X 10.7.1 | v* | v** | x |
OS X 10.7.2 | v* | v** | x |
OS X 10.8.3 | v* | v** | x |
* Lion (Mountain Lion) コンピュータは、 スリープモード から 低電力スリープ解除モード (ダークウェイクモード) で立ち上げ、「検出されたコンピュータ」リストでコンピュータをもう一度タップすると接続できます。必ず仮想ドライバ をインストールする必要があります。これはSnow Leopard コンピュータとは大きく異なります。(タブレットに表示される最初の画面に異常みられる場合は、もう一度タップしてください。これは既知の問題です。)
次のファイルを編集して、ダークウェイクモード を無効にすることもできます。詳細については、Splashtopユーザーの一人である King Manuel 氏によるこの記事の下にある投稿 (2012年11月4日) を参照してください。(King Manuel 氏への感謝。)
/Library/Preferences/SystemConfiguration/com.apple.Boot.plist
** コンピュータが ディスプレイスリープ状態になると、コンピュータを起動して接続するためには、次の条件が必要になります。
I. タブレット/スマートフォンに表示されているコンピュータは、" 利用可能な" 状態 (カラフル) である必要があり、直接タップしてストリーマーに接続することができます。
II. コンピュータをディスプレイスリープ モードから起動する前に、次の 3 点に注意してください:
a. 「Macストリーマー」⇒「設定」タブ⇒「ドライバのインストール」ボタンから仮想ドライバをインストールします。
b. iPad から接続する際、「システム環境設定 / ディスプレイ」の「ミラーディスプレイ」オプションにチェックを入れます。(チェックが入っていない場合のみ。 Splashtop XDisplay を使用しなければ、この手順をスキップしてください)
c. 800 x 600 の解像度ではなく、1024 x 768 またはネイティブ解像度を使用してください。