1 対多のアクション

はじめに

1 対多のアクションは、Splashtop Remote Support Premium と Splashtop Enterprise (技術者ライセンス) で利用可能なエンドポイント管理機能です。複数のエンドポイントに対して同時にタスクを今すぐ実行またはスケジューリングすることで、エンドポイントの管理を簡素化します。1 対多では、Web管理コンソールを使用して、以下のアクションタイプのいずれかを選択し、今すぐ実行または、スケジュールの作成を選択し、どのコンピュータで操作を実行するかを選択することができます。

 

アクションの種類

 

1. my.splashtop.comにログインし、 「管理」⇒「1対多のアクション」を選択します。

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2. 「アクションの作成」 を選択し、設定するアクションを選択します。

新しいファイル転送機能が、ドロップダウンオプションで利用可能になりました。下図の赤枠部分です。

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3.「アクション名」と「アクション設定」を設定します。各1対多のアクションには、確認するアクション設定が異なります。

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4.「 保存して実行 」をクリックして、アクションを今すぐ実行するように設定します。「 保存してスケジュール 」をクリックして、後でアクションを実行するように設定します。

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5.アクションを実行するコンピュータを選択し、「認証情報を入力して実行」を選択します。コンピュータのアドミン資格情報を入力します。

 

6.コンピュータを選択し、「認証情報を管理」「認証情報を編集」をクリックして、コンピュータの資格情報を確認します。

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7.資格情報を入力し、設定を確認します。アクションを実行する前に、資格情報を確認する必要があります。

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8.確認完了後、「実行」を選択します。

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システムの再起動

説明

コンピュータのシステム全体の再起動をスケジュールすることができます。

アクションの設定

  • アクション名
    • このアクションインスタンスに名前を付けます。
  • グループ管理者の割り当て
    • このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて、アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
  • アクション設定
    • 再起動を行う XX 分前にリモートコンピュータに通知する
      • アクションによってコンピュータが再起動される2〜5分前に、そのコンピュータに通知を送信するオプションがあります。
    • 再起動の状況を電子メールでも通知します。
      • 再起動アクションの状況をメールを送信します。デフォルト設定では、電子メールはチームオーナーに送信されます。上記のグループアドミンを使用してアクションのオーナーを割り当てると、デフォルトでアクションのオーナーにメールが送信されます。後からアクション編集により変更することもできます。
  • メモ
    • このアクションにカスタムメモを追加したい場合ここに入力します。

Windowsアップデート

コンピュータの Windows アップデートをスケジュールできます。詳細については こちらをご確認ください。

アクションの設定

  • アクション名
    • このアクションインスタンスに名前を付けます。
  • グループ管理者の割り当て
    • このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて、アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
  • アクション設定
    • アップデートのインストール
    • 他のMicrosoft製品の更新プログラムを含める
    • 以下アップデートを除外する
    • アップデート完了のため必要に応じてコンピュータを再起動します
    • コンピュータの再起動前にログオンしているユーザーに警告する
  • メモ

リモートコマンド

説明

コマンドプロンプトまたはPowershellコマンドをコンピュータに送信できます。

アクションの設定

  • アクション名
    • このアクションインスタンスに名前を付けます。
  • グループ管理者の割り当て
    • このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて、アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
  • アクション設定
    • 言語:
      • CMD
      • Powershell
    • コマンド
      • ※ ユーザー操作なしのサイレントコマンドのみを使用してください。
    • メモ

バッチ/実行可能ファイル

説明

新しいソフトウェアをサイレントにコンピュータに配布してインストールできます。

アクションの設定

  • アクション名
    • このアクションインスタンスに名前を付けます。
  • グループ管理者の割り当て
    • このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて、アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
  • アクション設定
    • ファイルを追加
      • ※: .BAT、.CMD 、.EXE ファイルである必要があります。
    • パラメーター
      • サイレントインストールのためのコマンドラインパラメーター
      • *アップロードされたファイルは、ユーザーの操作なしでサイレントモードで実行する必要があります。
    • ログソース
      • 標準アウトプットと標準エラー
      • カスタムログファイル
    • メモ

シェルスクリプト (Mac)

説明

シェルスクリプトをMacコンピュータに送信できます。

アクションの設定

  • アクション名
    • このアクションインスタンスに名前を付けます。
  • グループ管理者の割り当て
    • このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて、アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
  • アクション設定
    • シェルスクリプト:
      • ※ユーザー操作なしでサイレントコマンドのみを使用してください。
    • メモ

スクリプト/実行ファイル (Mac)

説明

新しいソフトウェアやスクリプトをMacコンピュータにサイレントに配布できます。

アクションの設定

  • アクション名
    • このアクションインスタンスに名前を付けます。
  • グループ管理者の割り当て
    • このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて、アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
  • アクション設定
    • ファイルを追加
      • 注:.pkg、.py、または、シェル・スクリプト形式のファイルである必要があります。
    • ログソース
      • 標準アウトプットと標準エラー
      • カスタムログファイル
    • メモ

スクリプト/実行ファイル(Linux)

説明

新しいソフトウェアやスクリプトをLinuxコンピュータにサイレントに展開することができます。

アクションの設定

  • アクション名
    • このアクションインスタンスに名前を付けます。
  • グループ管理者の割り当て
    • このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて、アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
  • アクション設定
    • ファイルを追加
      • 注:.pkg、.py、または、シェル・スクリプト形式のファイルである必要があります。
    • ログソース
      • 標準アウトプットと標準エラー
      • カスタムログファイル
    • メモ

MSIファイル

説明

.MSIファイルを介してソフトウェアをコンピュータにサイレントに配布およびインストール/アンインストールできます。

アクションの設定

  • アクション名
    • このアクションインスタンスに名前を付けます。
  • グループ管理者の割り当て
    • このアクションを特定のグループアドミンに割り当てて、アクションのオーナーにしたい場合はこちらで設定します。
  • アクション設定
    • ファイルを追加
      • .MSI ファイルである必要があります。
    • パラメーター
      • サイレントインストール/アンインストールのためのコマンドラインパラメータ
      • *アップロードされたファイルは、ユーザーの操作なしでサイレントモードで実行する必要があります。
    • ログソース
      • 標準アウトプットと標準エラー
      • カスタムログファイル
    • メモ
    •  

APKファイル

Android デバイスv3.5.4.0 以降のストリーマーでは、APKファイルのインストールとファイル転送を実行できるようになりました。

 Splashtop Remote Support Premium および Splashtop Enterprise 技術者ライセンスで利用可能です。

1. my.splashtop.comにログインし、  「管理」⇒「1対多のアクション」を選択します。

 

one_2_many_ja.png

2. 「アクションの作成」 を選択し、設定するアクションを選択します。

新しいファイル転送機能が、ドロップダウンオプションで利用可能になりました。下図の赤枠部分です。

 

1tomanyAndroid_ja.PNG

3.「アクション名」と「アクション設定」を設定します。各1対多のアクションには、確認するアクション設定が異なります。
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1tomanyAndroid3_ja.PNG

4.   「保存して実行」 を選択するとアクションを今すぐ実行するように設定できます。  「保存してスケジュール」の場合、 後でアクションの実行を設定できます。

5.  アクションを実行する Android デバイスを選択し 「実行」 を選択します。

ファイル転送

新しいバージョンの WindowsおよびMacOS用 v3.5.2.0 では、1 対多のアクションでファイル転送を実行できるようになりました。技術者は、一度に複数のコンピュータにファイルを転送できます。
ファイルサイズの制限は1GBです。

ファイル転送 (Mac)

新しいバージョンの WindowsおよびMacOS用 v3.5.2.0 では、1 対多のアクションでファイル転送を実行できるようになりました。技術者は、一度に複数のコンピュータにファイルを転送できます。
ファイルサイズの制限は1GBです。

ファイル転送 (Android)

Android デバイスv3.5.4.0 以降のストリーマーでは、APKファイルのインストールとファイル転送を実行できるようになりました。

 Splashtop Remote Support Premium および Splashtop Enterprise 技術者ライセンスで利用可能です。

1. my.splashtop.comにログインし、  「管理」⇒「1対多のアクション」を選択します。

 

one_2_many_ja.png

2. 「アクションの作成」 を選択し、設定するアクションを選択します。

新しいファイル転送機能が、ドロップダウンオプションで利用可能になりました。下図の赤枠部分です。

 

1tomanyAndroid_ja.PNG

3.「アクション名」と「アクション設定」を設定します。各1対多のアクションには、確認するアクション設定が異なります。
1tomanyAndroid2_ja.PNG
1tomanyAndroid3_ja.PNG

4.   「保存して実行」 を選択するとアクションを今すぐ実行するように設定できます。  「保存してスケジュール」の場合、 後でアクションの実行を設定できます。

5.  アクションを実行する Android デバイスを選択し 「実行」 を選択します。

ファイル転送 (Linux)

1 対多のアクションでファイル転送を実行できるようになりました。

ストリーマーv3.5.8.0以降で利用できます。

1. my.splashtop.com にログインします。 「管理」⇒ 「1対多のアクション」を選択します。

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2. 「アクションの作成」 を選択し 、設定するアクションを選択します。

ファイル転送(Linux)機能は、ドロップダウンオプションで利用できます。下図の赤枠部分です。

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3. アクション名とアクション設定を入力します。スクリーンショットの例では、「Splashtop_Business_Win_INSTALLER_v3.6.0.3.exe」のファイルを/home/mike/Downloadsフォルダーにコピーします。

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4. 「保存して実行」を選択すると アクションを今すぐ実行 するように設定できます。 「保存してスケジュール」 をクリックすると 、後でアクションを実行するように設定できます。

5.  アクションを実行するデバイスを選択し、 「実行」します。

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