仮想マシン上でSplashtopを実行するのは、仮想マシンを物理コンピュータ上で操作するのと同様の効果を得ることができます。
仮想環境にストリーマーをインストールする場合の注意点を以下に記載しています。
ストリーマーのインストール
ストリーマーがコンピュータにインストールされると、ストリーマーの一意の識別子 (UUID) が生成されます。この UUID は、Splashtop がコンピュータを区別するために使用されます。
ストリーマーが既にインストールされているコンピュータ(ベースイメージからスピンアップされた仮想マシンなど)で、コンピュータのクローンを作成、またはイメージ化すると競合が発生しストリーマーが他のストリーマーよりも優先されたり、名前が変更されたりされるなどの問題が発生する場合があります。
詳細は、次の記事をご確認ください。
ストリーマがプリインストールされたコンピュータと VM のクローンを作成するとどうなりますか?
VMにストリーマーをインストールするためのベストプラクティスは、次のいずれかの方法です。
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マスターイメージにストリーマーを含めないでください。
コンピュータのクローンが作成されたらストリーマーを手動でインストールするか、サイレントインストールパラメータを持つサードパーティの一括展開ツールを使用してインストールすることもできます。 -
マスターイメージにストリーマーを含める場合は、以下のコマンドを実行または展開して、クローン作成後に新しいコンピュータごとに新しい一意の識別子を生成します。
- Windows: start st-streamer://com.splashtop.streamer?resetuuid=1
- Mac:open st-streamer://com.splashtop.streamer?resetuuid=1
- Linux: splashtop-streamer config -resetuuid
リモートセッション中に音声を取得するにはどうすればよいですか?
リモートセッションは、リモートコンピュータにオーディオドライバ / 出力デバイスがある場合にのみ、
オーディオをリダイレクトできます。通常、仮想マシンには、既定ではオーディオがないため、最初はリモートセッション経由でオーディオをリダイレクトできない場合があります。
VMWare、Windows RDPなどの他のソリューションでは、この問題を解決するために、セッション用の仮想オーディオドライバをインストールします。 Splashtopセッション中にオーディオを使用するには、Web上で見つけることができる仮想オーディオドライバをインストールしてください(フリーウェア、ドネーションウェアなどの種類があります)。