Microsoft Intune を使用した Splashtopストリーマーおよびアドオンをプッシュして設定する

このページでは、Microsoft Intune 上のストリーマーとアドオン(Samsung と Zebra)の推奨される構成について説明します。

必要条件

Google Playから、Intuneに下記のアプリを追加します。

ストリーマーの構成

アプリの構成は、Android Enterpriseに準じます。

手順1:Intuneで、左側のナビゲーション一覧の「アプリ」をクリックします。中央の「アプリ構成ポリシー」をクリックし、右側の項目の上部にある「追加」をクリックして、ストリーマー用のマネージドデバイスの新しいアプリの構成ポリシーを作成します。

intune-1-ja.png

手順2: ガイドで、ポリシーに名前を付けます。プラットフォームで「Android Enterprise」を選択します。
プロファイルの種類として完全に管理を選択し、ターゲットアプリは「Splashtop Streamer」を追加します。

intune-2-ja.png

手順3:次の画面で、必要な権限を付与し、ストリーマーが正しく動作するために必要な構成キーを追加します。

intune-3-ja.png

権限

ストリーマーに自動付与するには、次の権限を推奨しています。

  • 電話の状態 (読み取り)
  • 外部ストレージ (読み取り)
  • 外部ストレージ (書き込み)

構成キー:

配布コード: Web管理コンソール(my.splashtop.com)⇒「管理」⇒「大量配布」で作成した大量配布コードを入力します。

 

手順4:ポリシー作成の残りの手順を完了させ、ターゲットデバイスにプッシュします。

 

Zebraデバイスの構成

MXを搭載したZebra OEMConfigを活用してZebra用のアドオンをアクティブにするために特別な設定を行う必要があります。

 手順1:MXアプリとSplashtop Addonを搭載したZebra OEMConfigをプッシュします。ZebraアプリをターゲットとするZebraデバイスにプッシュします。

手順2:Intuneコンソールの左側の一覧の「デバイス」をクリックし、中央の「構成プロファイル」をクリックし、右側の項目で「プロファイルの作成」をクリックします。プラットフォームとして 「Android Enterprise」を選択し、ポップアップのプロファイルの種類として「OEMConfig」 を選択し、「作成」をクリックします。

intune-4-ja.png

手順3:プロファイルに名前を付け、右側の項目で関連するアプリとして MXを搭載したZebra OEMConfig を選択します。

intune-5-ja.png

手順4「構成設定」ページで、5つのトランザクションステップを作成します。 詳細については以下で説明します。

intune-6-ja.png

トランザクション 1:

タイプ

サービスアクセスの構成

目的

ストリーマーにリモート制御を有効にします。
(MXは、v8.3以降である必要があります)

構造

フィールド

サービスバインドアクション

許可

サービス識別子を許可する

com.zebra.eventinjectionservice

サービス発信者のアクション

許可

サービス識別子を許可する

com.zebra.eventinjectionservice

発信者パッケージを許可する

com.splashtop.streamer.addon.zebra

発信者の署名を許可する

<発信者の署名値は下記を参照>

発信者の署名:

MIICLTCCAZagAwIBAgIETPiZczANBgkqhkiG9w0BAQUFADBaMQswCQYDVQQGEwJVUzELMAkGA1UECBM
CQ0ExETAPBgNVBAcTCFNhbiBKb3NlMRcwFQYDVQQKEw5TcGxhc2h0b3AgSW5jLjESMBAGA1UEAxMJU3Bs
YXNodG9wMCAXDTEwMTIwMzA3MTcwN1oYDzMwMDkwNDA1MDcxNzA3WjBaMQswCQYDVQQGEwJVU
zELMAkGA1UECBMCQ0ExETAPBgNVBAcTCFNhbiBKb3NlMRcwFQYDVQQKEw5TcGxhc2h0b3AgSW5jLjESM
BAGA1UEAxMJU3BsYXNodG9wMIGfMA0GCSqGSIb3DQEBAQUAA4GNADCBiQKBgQClZfjONz3Vr2IDexLFl
n9IPaLLCf/KCF1WDeCcOLV4fOkq0QBD+monayIDENquBIqA4xUl2cbr9UXWKFqtf3Ra9fEu3YaqepXw0lAaBn
nd7VWuSFUSQgDMIqXjSw8Co/MCd5rEdRS5/wcQGsVj+yBdQAIoh17F6plsnsYSC6hy7QIDAQABMA0GCSq
GSIb3DQEBBQUAA4GBAIMtZe/pccKHfD5PUdBZ94Sm7FyNFBYtz5GPfDN4DqIem8gdkPp/0ij7qtAF4Eh//IW
PA1uv/TzfBG4lx4kR3s6Yb1wAsYBzIGhyyiS+VsER5ltwKokBAjNoDuU6GRhPlFK0WFWnwb34ZigOh50MlVNG
kEYzS2wnElrwLWJcdEUI

 

トランザクション 2:

タイプ

サービスアクセスの構成

目的

システムの画面キャプチャプロンプトを排除する機能を有効にします。(MXは、v9.3以降である必要があります)

構造

フィールド

サービスバインドアクション

許可

サービス識別子を許可する

com.zebra.remotedisplayservice

サービス発信者のアクション

許可

サービス識別子を許可する

com.zebra.remotedisplayservice

発信者パッケージを許可する

com.splashtop.streamer.addon.zebra

発信者の署名を許可する

<発信者の署名値は下記を参照>

発信者の署名:

MIICLTCCAZagAwIBAgIETPiZczANBgkqhkiG9w0BAQUFADBaMQswCQYDVQQGEwJVUzELMAkGA1UECBM
CQ0ExETAPBgNVBAcTCFNhbiBKb3NlMRcwFQYDVQQKEw5TcGxhc2h0b3AgSW5jLjESMBAGA1UEAxMJU3Bs
YXNodG9wMCAXDTEwMTIwMzA3MTcwN1oYDzMwMDkwNDA1MDcxNzA3WjBaMQswCQYDVQQGEwJVU
zELMAkGA1UECBMCQ0ExETAPBgNVBAcTCFNhbiBKb3NlMRcwFQYDVQQKEw5TcGxhc2h0b3AgSW5jLjESM
BAGA1UEAxMJU3BsYXNodG9wMIGfMA0GCSqGSIb3DQEBAQUAA4GNADCBiQKBgQClZfjONz3Vr2IDexLFl
n9IPaLLCf/KCF1WDeCcOLV4fOkq0QBD+monayIDENquBIqA4xUl2cbr9UXWKFqtf3Ra9fEu3YaqepXw0lAaBn
nd7VWuSFUSQgDMIqXjSw8Co/MCd5rEdRS5/wcQGsVj+yBdQAIoh17F6plsnsYSC6hy7QIDAQABMA0GCSq
GSIb3DQEBBQUAA4GBAIMtZe/pccKHfD5PUdBZ94Sm7FyNFBYtz5GPfDN4DqIem8gdkPp/0ij7qtAF4Eh//IW
PA1uv/TzfBG4lx4kR3s6Yb1wAsYBzIGhyyiS+VsER5ltwKokBAjNoDuU6GRhPlFK0WFWnwb34ZigOh50MlVNG
kEYzS2wnElrwLWJcdEUI

 

トランザクション 3:

タイプ

サービスアクセスの構成

目的

シリアル番号を取得する機能を有効にします。
(Android 10以降である必要があります)

構造

フィールド

サービスバインドアクション

許可

サービス識別子を許可する

content://oem_info/oem.zebra.secure/build_serial

サービス発信者のアクション

許可

発信者パッケージを許可する

com.splashtop.streamer.addon.zebra

発信者の署名を許可する

<発信者の署名値は下記を参照>

発信者の署名:

MIICLTCCAZagAwIBAgIETPiZczANBgkqhkiG9w0BAQUFADBaMQswCQYDVQQGEwJVUzELMAkGA1UECBM
CQ0ExETAPBgNVBAcTCFNhbiBKb3NlMRcwFQYDVQQKEw5TcGxhc2h0b3AgSW5jLjESMBAGA1UEAxMJU3Bs
YXNodG9wMCAXDTEwMTIwMzA3MTcwN1oYDzMwMDkwNDA1MDcxNzA3WjBaMQswCQYDVQQGEwJVU
zELMAkGA1UECBMCQ0ExETAPBgNVBAcTCFNhbiBKb3NlMRcwFQYDVQQKEw5TcGxhc2h0b3AgSW5jLjESM
BAGA1UEAxMJU3BsYXNodG9wMIGfMA0GCSqGSIb3DQEBAQUAA4GNADCBiQKBgQClZfjONz3Vr2IDexLFl
n9IPaLLCf/KCF1WDeCcOLV4fOkq0QBD+monayIDENquBIqA4xUl2cbr9UXWKFqtf3Ra9fEu3YaqepXw0lAaBn
nd7VWuSFUSQgDMIqXjSw8Co/MCd5rEdRS5/wcQGsVj+yBdQAIoh17F6plsnsYSC6hy7QIDAQABMA0GCSq
GSIb3DQEBBQUAA4GBAIMtZe/pccKHfD5PUdBZ94Sm7FyNFBYtz5GPfDN4DqIem8gdkPp/0ij7qtAF4Eh//IW
PA1uv/TzfBG4lx4kR3s6Yb1wAsYBzIGhyyiS+VsER5ltwKokBAjNoDuU6GRhPlFK0WFWnwb34ZigOh50MlVNG
kEYzS2wnElrwLWJcdEUI

 

トランザクション 4:

タイプ

サービスアクセスの構成

目的

IMEIを取得する機能を有効にします。
(Android10以降である必要があります)

構造

フィールド

サービスバインドアクション

許可

サービス識別子を許可する

content://oem_info/wan/imei

サービス発信者のアクション

許可

発信者パッケージを許可する

com.splashtop.streamer.addon.zebra

発信者の署名を許可する

<発信者の署名値は下記を参照>

発信者の署名:

MIICLTCCAZagAwIBAgIETPiZczANBgkqhkiG9w0BAQUFADBaMQswCQYDVQQGEwJVUzELMAkGA1UECBM
CQ0ExETAPBgNVBAcTCFNhbiBKb3NlMRcwFQYDVQQKEw5TcGxhc2h0b3AgSW5jLjESMBAGA1UEAxMJU3Bs
YXNodG9wMCAXDTEwMTIwMzA3MTcwN1oYDzMwMDkwNDA1MDcxNzA3WjBaMQswCQYDVQQGEwJVU
zELMAkGA1UECBMCQ0ExETAPBgNVBAcTCFNhbiBKb3NlMRcwFQYDVQQKEw5TcGxhc2h0b3AgSW5jLjESM
BAGA1UEAxMJU3BsYXNodG9wMIGfMA0GCSqGSIb3DQEBAQUAA4GNADCBiQKBgQClZfjONz3Vr2IDexLFl
n9IPaLLCf/KCF1WDeCcOLV4fOkq0QBD+monayIDENquBIqA4xUl2cbr9UXWKFqtf3Ra9fEu3YaqepXw0lAaBn
nd7VWuSFUSQgDMIqXjSw8Co/MCd5rEdRS5/wcQGsVj+yBdQAIoh17F6plsnsYSC6hy7QIDAQABMA0GCSq
GSIb3DQEBBQUAA4GBAIMtZe/pccKHfD5PUdBZ94Sm7FyNFBYtz5GPfDN4DqIem8gdkPp/0ij7qtAF4Eh//IW
PA1uv/TzfBG4lx4kR3s6Yb1wAsYBzIGhyyiS+VsER5ltwKokBAjNoDuU6GRhPlFK0WFWnwb34ZigOh50MlVNG
kEYzS2wnElrwLWJcdEUI

 

トランザクション 5:

タイプ

電源構成

目的

ストリーマーのオプトアウトバッテリー最適化

構造

フィールド

バッテリー最適化アクション

削除

パッケージ名の削除

com.splashtop.streamer.csrs

手順5:プロファイル作成ガイドを終了し、ターゲットデバイスにプッシュします

 

これらの設定を適用した後、ストリーマーを起動するか、ストリーマーを再起動して設定を利用可能にしてください。

 

Samsungデバイスの構成

パート1:バッテリー最適化からストリーマーをオプトアウトします。

Knox Service Pluginを活用するSamsungデバイス用のアドオンを有効にするために、特別な設定を行う必要があります。

 手順1Knox Service PluginアプリSplashtop Addon: Samsung (Knox)アプリをSamsungデバイスをターゲットにプッシュします。

手順 2: Intune コンソールの左側の一覧で「デバイス」をクリックし、中央の「構成プロファイル」をクリックし、右側の項目で「プロファイルの作成」をクリックします。プラットフォームとして「Android Enterprise」を選択し、ポップアップのプロファイルの種類として「OEMConfig」を選択し、「作成」をクリックします。

intune-7-ja.png

手順3:プロファイルに名前を付け、右側の項目で関連するアプリとして「Knox Service Plugin」 を選択します。

intune-8-ja.png

手順4:「構成設定」ページで、「デバイス全体のポリシー以外の構成」をクリックし、次の画面で「デバイスポリシーコントロールを有効にする」を【オン】にして、「アプリケーション管理コントロールを有効にする」を【オン】にします。バッテリー最適化の許可リストに「com.splashtop.streamer.csrs」 と入力します。これは、ストリーマーのバッテリー最適化をオプトアウトするためです。

intune-9-ja.png

intune-10-ja.png

intune-11-ja.png

手順5:残りの手順を完了し、サムスン製デバイスをターゲットにプッシュします。

 

パート2:Samsung (Knox)が自動的にアクティブ化されるように、Splashtop Addonを設定します。

手順1左側の一覧の「アプリ」をクリックし、中央の「アプリ構成ポリシー」をクリックします。「追加」をクリックして、管理対象デバイスの新しいアプリ構成ファイルを作成します。

intune-12-ja.png

手順2ポリシーに名前を付けて入力し、プラットフォームとして「Android Enterprise」を選択します。プロファイルタイプとして「完全に管理」、関連するアプリとして右側の項目で「Splashtop Addon: Samsung (Knox) 」を選択します。

intune-13-ja.png

手順3次のページで権限を付与し、2つのアプリ構成項目を設定します。

intune-14-ja.png

権限:

  • 外部ストレージ (読み取り): 自動付与
  • 外部ストレージ (書き込み): 自動付与

構成キー:

  • Knoxを自動的にアクティブ化する:true、ストリーマーがアドオンに関連付けると、サムスン製デバイスがすでにKnoxでプロビジョニングされている場合(上記のパート1で、実際にKnoxにプロビジョニングを行います)、Knoxを自動的にアクティブ化できます。それ以外の場合は、Knoxライセンス契約が促され、デバイス側で受け入れるために手動での操作が必要になる場合があります。
  • スクリーンキャプチャモード:Knoxの内蔵スクリーンキャプチャ
    Knoxは、ユーザーによる画面キャプチャの受け入れを必要とせずに、画面キャプチャ機能を提供します。しかし、特定のデバイスでは画面をキャプチャできなかったり、キャプチャされた画面が空白/黒または白になるなどのバグがありますので、無人サポートの最初の試行として使用することを強くお勧めします。システム画面キャプチャは、Androidのシステム画面キャプチャを使用する別のオプションですが、 画面キャプチャ プロンプトを受け入れるには、ユーザーの手動での操作が必要になります。

 

手順4:ポリシー作成ガイドの残りの設定を完了し、ターゲットデバイスにプッシュします。

 

他のデバイスでの構成

他のデバイス(SamsungやZebraは除く)の場合は、適切なアドオンをターゲットデバイスにプッシュする必要があり、追加の設定は必要ありません。

こちらの記事「Android デバイスのリモートコントロールを有効にします」もご確認ください。

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