包括的なエンドポイント管理に対する高まる需要に応えるため、エンドポイント ポリシーは、集中的なポリシー制御によって多数のコンピューターの設定を管理するプロセスを合理化し、さまざまな構成をカバーしてエンドポイント全体にシームレスに適用します。
ポリシーはプラットフォームごとに分類され、コンピュータごとまたはグループごとに適用できます。 各チームは、すべての機能カテゴリが無効化され、あらかじめ設定されていないデフォルトのポリシーを持ちます。
この設定は、ストリーマーv3.7.0.0 以降で、 Windows および Macのプラットフォームでご利用いただけます。Android の場合はストリーマー v3.7.2.4以降が必要です。
注:ソフトウェア パッチと OS パッチは Windows のみで利用可能で、Streamer バージョン 3720以降が必要です。
- ソフトウェアパッチの詳細については、ソフトウェアパッチを参照してください。
- Windows Updateポリシーを変更するには: Windows 管理アップデート管理
新しいポリシーは、レガシー・ポリシー設定よりも優先されます。
ポリシーの継承
ポリシーは継承に対応しており、標準設定を持つ親ポリシーと、これらの設定を引継ぐ子ポリシーを作成できます。
グループ全体の基本設定を変更する必要がある場合は、親ポリシーを更新します。すべての子ポリシーは、親ポリシーからの更新を自動的に受け取ります。
ポリシーの上書き
グループ内の個々のコンピュータの設定をカスタマイズする必要がある場合、子ポリシーを作成し、オーバーライドオプションを使用すると、例外を処理し、グループ内の数台のコンピュータに基本的な設定を他のコンピュータに継承されない独自の設定を適用できます。
この新しい子ポリシーは、選択したコンピュータにのみ変更を加えます。これにより、全体的なポリシー構造を中断することなく、正確なコントロールが可能になります。
子ポリシーを作成するときに、親ポリシーの設定が子ポリシーで変更されると、子ポリシーの設定は 上書き済みとしてマークされます。
さらに、各設定は、「 プロパティ 」ページでコンピュータレベルで上書きできます。
ポリシーの作成と編集
ポリシーの作成
ポリシーを作成するには、Web管理コンソール⇒ 「管理」 ⇒「エンドポイント ポリシー」を開きます。
「ポリシーの作成」⇒ポリシー名(最大 64 文字)、説明(最大 256 文字)を入力⇒プラットフォーム(現在は Windows と MacOS で使用可能) を選択し、親を選択します。
※: 同じ名前で複数のポリシーを作成することはできません。
ポリシーは、有効または無効として作成できます。 「作成」をクリックします。
子ポリシーの作成
子ポリシーを作成するには、ポリシー作成時に親ポリシー欄で選択するか、親ポリシーの右側のオプションで「子ポリシーの作成」 を選択します。
ポリシーの編集
既存のポリシーを編集するには、 「編集」 を選択します。
新規および既存のポリシーについて、ポリシーに追加する機能を選択します。デフォルトでは、機能は無効になっています。 必要に応じて手動で有効にします。
ポリシーの割り当て
コンピュータとグループにポリシーを割り当てるには、さまざまな方法があります。まず、 「エンドポイントポリシー」 のページを開き、 「グループとコンピューターの割り当て」を選択します。グループを選択し、「割り当て」をクリックします。
コンピュータへのポリシーの割り当て
各コンピュータのデフォルト設定は、「グループポリシーに従う」ことです。
個々のコンピュータポリシーは編集/上書きすることができます。 これを行うには、 「コンピューター」 タブに移動し、ポリシーを割り当てるデバイスで 「プロパティ」をクリックします。
ポリシーの横にある 「編集」 をクリックし、 ポリシーを選択します。 さらに、ポリシーは 「コンピューター」 ⇒ 「プロパティ」 で割り当てることができます。
グループにポリシーを割り当てる
グループにポリシーを割り当てるには、 「管理」⇒「グルーピング」 に移動します。コンピュータ グループを作成または編集し、ポリシーを選択します。
ポリシーの編集
既存のポリシーを編集するには、 「編集」 を選択します。
ポリシーの削除
ポリシーを削除すると、関連付けられたグループのポリシーはチームのデフォルトポリシーにロールバックされ、関連付けられたコンピュータは「グループに従う」に戻ります。
コンピュータ上のすべての上書きが削除されます。
※: 子ポリシーを持つ親ポリシーは削除できません。