クラウドレコーディングを使用すると、すべての Splashtopリモートデスクトップセッションの録画を
強制することができます。セッションは全てが記録されるため、技術者は手動で記録を開始または停止する
必要はありません。
録画はSplashtopサーバに90日間保存され、トレーニングまたは監査などの目的でSplashtop Web
管理コンソールから再生またはダウンロードできます。
録画のダウンロードおよび再生する機能は、ロール権限に基づいて制御できます。
対応製品
- Splashtop Enterprise
※ 詳細については、営業担当者までメール(customer-success@splashtop.com)でご連絡いただくか、+1 (408) 758-5899 までお電話ください。
要件
- ローカル側:Windows/Mac; すべてのバージョンがサポートされています。
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リモート側: v3.5.8.0以降
- ストリーマー: Windows/Mac/Android
- SOS: Windows/Mac/iOS/Android
- ストリーマーがバージョン要件を満たしていない場合、技術者には以下のエラーメッセージが表示され、接続することができません。
Web管理コンソールからクラウドレコーディングを有効にする方法
クラウドレコーディングはデフォルトでは無効になっており、Web管理コンソールから有効にできます。
(my.splashtop.com/my.splashtop.eu⇒「管理」⇒「設定」⇒「有人/無人アクセス」)
ロールベースのコントロール
再生およびダウンロードの機能は、ロールに応じて付与できます。
初期値ではチームオーナーのみに権限が付与されます。
- 無人アクセスでのチーム: オーナーのみ / 管理者とオーナー / メンバー、管理者とオーナー
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有人アクセスでのチーム:オーナーのみ / 管理者とオーナー / メンバー、管理者とオーナー
再生またはダウンロードする方法
録画はWeb管理コンソールのセッションログページから確認できます。
(my.splashtop.com/my.splashtop.eu⇒「履歴」⇒ 「リモートデスクトップセッション/有効なセッション」)
「リモートデスクトップセッション」ページと「有効なセッション」ページの「レコーディング」の列は、
セッション録画が正常にアップロードされたかどうかを示しています。
セッションの横にある録画アイコンをクリックすると、そのセッションの録画が表示されます。
(再生とダウンロードのリンクはすぐにコピーし共有できます。セキュリティ上の理由からリンクは 10 分後にローテーションされます。)
録画ステータス
音声通話のダウンロード列には、次の 3 つのステータスが表示されます。
- 録画アイコン: セッション録画が正常にアップロードされ、再生またはダウンロードの準備ができていることを示します。
- !マークアイコン: セッションの録画が無効であることを示します。これは、不正な認証情報が使用された場合、SOSエージェントが長期間使用されずに放置された場合(特にRDP/VNCセッション)、またはその他の技術的な問題により表示される可能性があります。
- 空欄: 対応するリモートセッション中に、チームでクラウドレコーディングが有効になっていなかったことを示します。
メモ
- 録画はセッションがSplashtopサーバを経由するときにSplashtopサーバによって実行されます。
すべてのセッションは録画を実行するためにSplashtop サーバを経由してプロキシされます。 -
録画のタイムスタンプは、セッションログのタイムゾーンに基づいています。
- マウスカーソルと音声は録画には含まれません。
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クラウドに記録されるセッションの最大継続時間は24時間です。
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24時間の制限に達する5分前に警告メッセージがポップアップ表示されます。
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次の場合、録画は複数のファイルに分割されます。
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ファイルサイズが512MBに達する場合(例:合計録画サイズが3GBの場合、6つのファイルで構成されます)
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技術者が表示を別のモニターに切り替える場合
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技術者がフレームレートを変更する場合
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エンドユーザーのデバイスが縦向きと横向きを切り替える場合
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- セッションに複数の録画ファイルがある場合 (技術者がモニター表示を切り替えた場合など)、ファイルは
モニター別およびタイムスタンプ別に整理されます (上のスクリーンショットをご確認ください)。