Service Deskは、ユーザーが有人セッションを監視・管理するため機能だけでなく、ユーザーのワークフローを強化する機会も提供します。有人でのリモート接続を開始する際に、エンドユーザー側から生成される新しい9桁のコードを利用せずに接続できます。
要件
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Splashtop Enterprise 技術者ライセンス
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Businessアプリ v3.4.8.4以降
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ユーザーアカウントがこの機能を使用できるようにするには、技術者の役割であるクイックサポート接続機能(SOS)が有効である必要があります
Service Deskのコンソールへのアクセス
Webコンソール(my.splashtop.com/my.splashtop.eu)またはビジネスアプリのいずれかからService Deskコンソールに入ることができます。
Webコンソールから:
Webコンソール(my.splashtop.com/my.splashtop.eu)にログインすると、Service Deskが別のタブとして表示されています。
Businessアプリ:
「Service Desk Console」ボタンをクリックするか、「Service Desk」タブに移動します。
- Windowsユーザー:
- Macユーザー:
Service Deskコンソール
Service Deskに入ると、左側に ホーム と チャンネル があります。
ホーム
ホームでは、自分に割り当てられているすべての出席済みセッションが表示されます。
チャンネル
サービスデスクでは、「チャネル」は、ユーザーやコンピュータでのグルーピングのような集団化の概念に近いものです。
セッション
セッションでサポートセッションを監視および管理できます。
新しいセッションを作成するには
「新しいセッション」をクリックすると、チャンネル内に新しいサポートセッションを作成し、そのリンクをエンドユーザーと共有することができます。
招待リンクを共有するか、6桁のPINコードを共有するかを選択します。
リンクを使用すると、エンドユーザーはアプリをダウンロードして起動できます。
エンドユーザーがサポートアプリを起動すると、セッションのステータスが「Waiting 」から「Active 」に変わります。
セッションが「Active 」になったら、技術者は「Start Remote Session 」をクリックして接続許可を要求できます。
技術者が許可を要求した後、エンドユーザーは以下のようなポップアップを確認後、接続を拒否するか許可するかを決定します。
エンドユーザー側では、許可すると以下のように表示されます。
ユーザーが許可すると、「リモートセッションの開始」のアイコンが次のように変わります。
:技術者がユーザーに接続できることを意味しています。
技術者は「リモートセッションを開始する」をクリックして接続を開始できます。
アクション
「リモートセッションの開始」以外に、次のアクションを実行できます。
- 技術者を割り当てる: サポートセッションに技術者を割り当てたり、再割り当てをします。
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Transfer:他の技術者または別のチャネルにセッションを転送することができます。
- 他の技術者を割り当てるには、リリースの許可を与える必要があります。
- 他のチャンネルに移るには、他のチャンネルへのアクセスを許可する必要があります。
- 他の技術者を招待する:サポートセッションに他の技術者(最大 2 名)を招待します。(最大で合計 3名の技術者)
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セッションリンクのコピー
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PIN Codeを表示
- リリース: セッションに割り当てられた技術者を解放します。
- Close: セッションを閉じます。
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Delete: チャネルからそのセッションを削除します。
セッションの状態
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Waiting: 新しいセッションリンクが生成された直後に、ユーザーが固有のリンクから Service Desk サポートアプリ をダウンロードして実行すると、ステータスは「Waiting」になります。
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Active:エンドユーザーのコンピュータでService Deskのサポートアプリが起動し、このセッションには技術者が割り当てられており、技術者が接続許可を要求する準備ができている状態のときに表示されます。
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In queue:セッションが解放され、技術者がセッションを受けるのを待っている状態です。
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Expired:セッションがチャンネル設定で設定された「セッションの有効期限」を過ぎてしまったときに表示されます。
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Closed:技術者が手動でセッションをクローズしたときに表示されます。これ以上の接続はできません。再度接続するには、新しいセッションを生成する必要があります。